2018.4.22,28

からみ と つらなり

「みんな」のワークショップシリーズ



子どもから大人まで参加できるワークショップ形式のゆるい学びの場「みんなの“がっこ”」と、ちょっと大人向けの講座「ままの“がっこ”」、を開催します。

共通するテーマは「みんな」「集団」。家族も、保育園も、学校も、会社も、町も、私たちの生活にひとは欠かせません。ひとが集まって、ひとと一緒にやることから感じることや、得るものを探り、さまざまなひとがいる社会を体感したり考えるきっかけづくりをします。


会場:小竹町会館(東京都練馬区小竹町1-77-10)

主催:NPO法人 障がい児・者の学びを保障する会、練馬区協働推進課

参加費:無料


「ままの“がっこ”」

2018年4月22日(日)10:00~12:00 

A.講演「生活と集団のちから」定員:50名

せんせ:川口 淳一さん(作業療法士、結城病院リハビリテーション部作業療法科科長)

誰かの役に立つ、遊ぶ、つながる。

ひとの生活にとってこれらは決して失ってはいけません。しかしこれらはどれも「ひとり」では得ることのできない体験です。ひとが生活していく上で、ひとの存在はなくてはならないものです。「集団」をひとつの道具としてもちいることで、そのひとの暮らしがワクワクする場面を引き寄せることがあります。

ここでは、「集団」にアプローチしたいくつかの話を通して、「みんな」がいることで私たちの生活が楽しいものになっていることを思い描いていただけたらと思っています。

作業療法士“せんせ”のお話ですが、私たちの暮らしの周りにある「みんな」「集団」に応用がきくものです。どなたでも、もちろん「まま」だけでなく、「ぱぱ」も「ぼく」「わたし」も参加できます。

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「みんなの“がっこ”」

2018年4月22日(日)13:30~15:00 

B.ワークショップ「異なるレイヤーへのダイブ!」定員:30名

“せんせ”:砂連尾 理さん(ダンサー)

対象:5才以上ならどなたでも

見る、触れる、聞く。普段なにげなくしている行動を見つめ直してみるワークを行います。角度を変えてみたり、しつこく触ったり、じっくり聞いてみることを通じて、そこにある物や関係や時間の違った側面に飛び込んでみます。日頃当たり前のようにふれている物事をとらえ直してみる思考を育むワークショップです。

まず、ゆっくりとストレッチをしながら、日頃何気なく動かしている身体に意識を向けます。そこから二人でのワークや、グループワークに展開していきます。音楽に合わせて踊りましょう!というものではありません。

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2018年4月28日(土)10:30~12:00 

C.ワークショップ「シアタゲーム」定員:30名

“せんせ”:柏木陽さん(演劇家)

対象:5才以上ならどなたでも

 俳優のトレーニングに使われるシアターゲームと呼ばれる、演劇スキルをゲーム感覚でやしなうワークを行います。注意力や観察やコミュニケーションなど日常生活や業務の中で使っている要素に、ゲームを通じてあらためて意識を向けてみることで生まれる変化を楽しみながら体感します。

名前を交換したり、相手が指で描いた線通りに動いたり、といった二人一組のワークや、グループになってのワークなど、言葉や身体などいろいろなコミュニケーション手段を使ったワークショップです。

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2018年4月28日(土)13:30~15:00 

D.ワークショップ「音のコミュニケ―ション」定員:30名

“せんせ”:片岡祐介さん(音楽家)

対象:4才以上ならどなたでも(もっと小さなお子さん連れもご相談ください)

体や物を使って音を出して遊びます。

音を聞く/発するワークを通じてコミュニケーションとしての音について、感じて考えましょう。楽器などの音楽経験はいっさい不要です。

楽器がなければ音楽ができないと思い込んでいませんか?私たちの周りにも音はあふれているし、簡単に音を出すこともできます。そんな音に対する気づきから、だんだんと周囲とのコミュニケーションに発展していくワークショップです。

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講師プロフィール

川口 淳一 さん

作業療法士。長崎大学医療技術短期大学卒。その後長崎市内の病院に勤務後、介護老人保健施設ふらの(北海道)へ赴任。副施設長として勤務する。2008年より結城病院(茨城県)に赴任し、急性期から地域リハビリテーションまでの作業療法に従事。現在、結城病院リハビリテーション部作業療法科科長。学生時代より演劇を用いた学習障害児のコミュニケーション活動やワークショップ、高齢者施設での演劇裏方活動など実施。著書に、「演劇リハビリテーションの模索」(ダブルフェイス 2000)、「リハビリテーションの不思議~聴こえてくる高齢者のこえ~」(青海社 2006)がある。 

砂連尾 理 さん(振付家・ダンサー)

91年、寺田みさことダンスユニットを結成。02年、「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD 2002」にて、「次代を担う振付家賞」(グランプリ)、「オーディエンス賞」をW受賞。近年はソロ活動を中心に、ドイツの障がい者劇団ティクバとの「Thikwa+Junkan Project」、京都・舞鶴の高齢者との「とつとつダンス」、宮城・閖上(ゆりあげ)の避難所生活者への取材が契機となった「猿とモルターレ」等を発表。著書に「老人ホームで生まれた〈とつとつダンス〉―ダンスのような、介護のような―」(晶文社)。

柏木 陽 さん(演劇家)

演劇百貨店代表/演劇家。劇作家・演出家の如月小春とともに活動し、アジア女性演劇会議事務局、兵庫県立こどもの館の野外移動劇ワークショップなど新たな演劇の可能性を探る現場に関わる。03年、特定非営利活動法人演劇百貨店を設立し、代表理事に就任。現在もワークショップの進行役として、全国各地の劇場・児童館・美術館・学校で、子どもたちと独自の演劇空間を作り出している。青山学院女子短期大学、大月短期大学、和光大学で非常勤講師を務める。平成29年度「演劇教育賞」(日本演劇教育連盟)を受賞。

片岡 祐介 さん(音楽家)

子どもの頃から作曲や即興演奏に興味を持ち、木琴やピアノの演奏を自己流で始め、東京音楽大学で打楽器を学ぶ。映画やコマーシャル音楽での経験を積んだ後、97年から2000年まで、岐阜県音楽療法研究所にて研究員として勤務し、障害児者との演奏共演を多数行う。マリンバのソロコンサートなど、ジャンルに拘らない演奏活動の他、音楽療法士のための実践的な講座や、幼児から高齢者まで幅広い人を対象に即興演奏のワークショップも行っている。おとぼけキャラで、おどり好き。